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6月の農のスケッチ

麦の収穫から田植えまで、一年で一番忙しい農繁期となります。


米ぬかペレット散布真っ直中            6月30日(木)晴れ時々雨

小学校の総合学習の一貫で親子でサイクリングがあって、両開探検があります。毎年わが家もリストアップされているので朝から親子が見に来てくれて、クイズを応えなければなりません。ここの牛は何頭いるでしょう?って・・。

 答えは200頭です。

 オットにペレットを振れと言われていたので、午前中の牛小屋の掃除をさばけかして、振りにやって来ました。私に振れないことはないのです。どうです?様になっているでしょう?

夫婦で振っているうちに、母も手伝いにやってきました。やはり親子ですね。息がぴったり合っています。私は、これでも田圃の中を歩くのが速く、二人が行って帰っているうちに道から写真を撮り、また往復するときにかち合う具合です。だから私の歩くペースは1倍半から2倍の早さで歩けて手で振るのも早いんです。だからよけい疲れます。二人(この親子)は長く何処までも無理なく続くことが出来ます。
こんな風に米ぬかをまんべんなく振っています。なんか水田がはしかになっているみたいですね。これでジャンボタニシの餌にも成り、一挙両得です。この米ぬかで米の味が3ポイントも上がるって言うのもミソなんです。 干拓から私だけ早めに帰ってきて、牛に餌をやります。ちょうど終わる頃にオットもヘタヘタになって沼田のようになって帰って来ました。それから装いを変えまして(オットが)認定農業者の総会の懇親会に出かけるそうですそれで、柳川へ出掛けるのにいつも通る場所を・・・。 それで、車で送るのに、私が助手席に乗って、車の窓ガラスを開けてパチリ。ここは柳川藩の頃の繁華街だったところで、アサヒ味噌やさんの前の通りです。ナメコ壁の美しいところです。裏は川下りでも有名な場所で、煉瓦の並倉が綺麗なところです。いつしか時間が取れたら、じっくり一眼レフで写したい場所です。

ジャンボタニシも成育中               6月29日(水)晴れ時々雨
今日は午前中に牛舎を掃除していると、お客さんも多かったです。牛舎掃除に古いボブキャットで掃除していると新しいボブキャットが調子崩して診てもらっているのが直ったので、そのままボブの新旧交代をして掃除していたら、時間が経つに連れて相性が合うようになりました。その間オットは機械屋さんと話したり、普及所やさんと話したり、はたまた薬やさんまで来るので、そのまま良い調子で話し込んでいまして、私だけが黙々と掃除しているのです。それから米ぬかペレットを振れと言われても、振れる時間もなければ、労力もありません。ここしばらく夫婦の危機が生じてきました。干拓にトラクターを取りに行くから、車で送ってくれと言われ、無言のまま状態です。送りやってから干拓の水田の様子を写していました。今やタニシが幼虫から成育中です。このジャンボタニシが草をよく食べます。この干拓地の2枚はここ数年、ジャンボタニシがいるので除草剤を降っていません。ジャンボタニシから草を食べてもらうために、浅水にしています。深水にするとタニシが息をしようと苗を食いついて上に上がろうとして、卵を産み付けるのです。だからここは浅水にして水管理が大事です。ここは両親が責任を持って管理してくれています。

干拓のB圃場の水田です。
だいぶ苗が育ってきました。

水があまり入っていないところを写しました。ちっちゃくて丸いのがジャンボタニシの小さいのです。

水を入れるとジャンボタニシがあまり目立たないのですが、しかり大地に根付いています。

雨の合間を縫って隣の建ち家           6月28日(火)雨時々晴れ
今日は朝から大雨。と思ったら快晴とくるくる天気が変わります。今日はわが家の家の前で建ち家があります。オットは朝から手伝いに行って、2階のベランダの所から投げ餅をします。大勢の住民がやってきて、大賑わいでした。巨峰ブドウも袋かけが終わり、夏のお盆に向けて大きく膨らんでくるし、海苔積み作業の網干し作業もあったりと忙しい時です。

米ぬかペレット散布中                   6月27日(月)晴れ

田植えが終わってから1週間が大事な時期です。この時期に草が植わらないようにしないと大変な事になります。それで今は、米ぬかペレットを振っています。

1反につき40kgほどのペレットを手で振っています。大変な作業ですが、後の草が生えて手で草取りすることを考えると、今のうちに手を打っておかないと・・・。
米ぬかをこのように振ると沈殿します。これに水が入ると水が濁り、光を遮ることになります。
そもそも鶏が食べる餌なので、無害だし有機肥料にもなります。これが美味しくて安全な米を作る基です。

待望の雨が・・・・                    6月26日(日)雨のち晴れ
今日は朝から待望の雨が降りました。地面をたたきつけるような、梅雨入りしてから15日ぶりの雨です。でも、1時間に13ミリの雨だったそうです。その後、かめくような暑さ。
私は朝から婦人部のソフトバレーの選手として出ていました。体からは大量の大雨が・・・。立っているだけで緊張のきつさで、朦朧としてきます。一試合は接戦で勝ったのですが、2試合目は優勝したところに負けました。もう私も年だから無理だと思っていましたが、相手チームはまだ一廻りも上の熟練者で国体まで行った人や、ブロックしている人たちも私よりも上の方ばかりです。遠慮している自分が情けなく、やはり前に進み、負けて当然という風に行動的にならないといけないなあと思った次第です。家路についてからは、疲れ果ててその場で床に伏して、もう私の命も幾ばくもないと思い、数時間眠っていました。目が覚めたら身が軽くなり、また牛の餌混ぜやエサやりに頑張りました。オットも休む暇もなく米ぬかペレット振りに徹して、よく頑張るなあと思いましたが、これもスポーツマインドだそうです。いつか柳川市民会館に橋本聖子さんが講演に来て、スポーツマインドについて話された事には、スポーツで体がきつくなったときに、それからどう頑張っていこうかというのが力だ!と言われたことを思い出します。頑張るオットにどうついていこうかと思うだけでも、力なのかなと自分を戒めています。

米ぬかペレット散布と配達              6月25日(土)晴れ
田植えが終わっても休む間もなく、牛の管理と田の管理が一気にやってきます。アグリパワーの配達も忙しさの為中断していたのを昼から廻っていました。オットは、その間米ぬかペレットを1反に100kg振っています。これを振っておくと米ぬかで水田が濁り、光を遮って草を生えにくくします。これを振るところも全部ではありません、水田の均ペイの取れたところで土がもっこりと出ていなく、草が生えにくい場所です。
私は長男の小1・2の頃の先生の所にアグリパワーを持って行ってました。畑好きの為に小学生に野菜作りのノウハウを教えたりと学校で実践されています。そんな農業大好き先生と久しぶりに会って、畑談義に花を咲かせていました。夜は、婦人部のソフトバレーの試合が明日行われるので、練習に出掛けます。アタックNO1のように回転レシーブをして打撲して夜中じゅう氷で冷やしてました。そして3男が野球の試合があるので髪を切ってくれと拝み、疲れた中でもとどめを刺すようにバリカンで切ってあげました。

田植えの千秋楽                    6月24日(金)晴れ
今日もうだるような炎天下の元、朝早くから田植えの千秋楽を行います。オットは陽が上ってから出掛け、両親は陽が昇る前から待ちかまえています。昨日今日とパートさんも手伝ってくれて、苗箱の裏の根っこをむしり取ったり苗を運んだりと大忙しでした。父もしっかりアドバイスして手伝ってくれて、この道60年のキャリアが生かされています。
今日はB圃場を植えます。だいぶ馴れてきたので、苗を20個と苗箱の裏側の根っこを取って片づければ、しばしの時間の余裕が生まれます。 田圃の手前で、苗の乗っている所はコンクリートの用水路です。今日は暑くはあったけど、そよ風が吹くので、じっと座っていると気持ちが良いものです。 最後にマクラを植えています。行きは4本植えて、帰りは3本と空いたスペースを有効に植えていきます。向こうに見えるのは整地に飽くことなく精魂を燃やす母の姿が・・・!!やっぱり最後の最後まで母が強かった。

炎天下での田植え                   6月23日(木)晴れ

炎天下の中、今日もうだるような暑さと、気の遠くなるような田圃で田植えをします。長さが200メートルあり、一枚の田が2町分です。往復するのに20分近くかかります。

田植機が戻ってくるまでに、20個の苗を用意しておきます。箱から剥いでは丸めて置いて、箱の裏についている根っこをむしって綺麗に片づけておきます。

ここが、一番きついところ。2個づつ入った箱を台に乗せて、苗を手渡します。ここでの作業が田植えの時間を短縮するところです。

この状態を眺めている間は、ちょっと一息つけるところ。田植機に乗っているモノは気が遠くなるだろうな。大海原のど真ん中にいるような感じです。

両親は、間に苗箱を持って来たりと大忙し。後少しで終わると言うときに、マクラの整地と苗をまっすぐに正したりして、一つ一つの苗に余念なし。

干拓を守ってきた母の姿は、一途です。もう入植してからかれこれ30年。これまで幾度トラクターが沈んでいるであろうか、大水の時もあれば渇水の時も、絶えず田をなで回し愛情を注いできたのです。

沼田になる日                      6月22日(水)くもり

カブトエビもごっそりと苗のそばで泳いでいて見ていて飽きないです。
干拓地の代掻きが今日までかかるので、私は柳川地区の田廻り・水廻り・苗の補植に廻っていました。田が均衡に無いので、やはり地盤が低くて水の多いところは苗が浸かっているし、高いところは土がもっこり出ています。草が植わらないようにと、苗が沈まないようにと、二兎を得るのは容易には行かないようです。
沼地に浸かって、腰を曲げて、サシ苗にはまっていました。

畦の草花に止まる蝶もホッと和みます。

船着き場を通ると、干潟で、何か人気が・・・・。

田圃へ行く道中、牛舎の向かい側にある堤防沿いを通るのですが、その船着き場に一人の妙な動きをする男性に目が止まり望遠でシャッターを切りました。

なんと、むつごろうを取っているのですね。棒に釣り糸をひっさげて、ヒョイッと手品師のようにむつごろうを取っています。いつか時間が取れたら近くまで行って取ってみたいです。

田植え真っ盛り                     6月21日(火)くもり


たくさんの兜エビたちで蠢いています。
田植えの前に水田の水を全部放流しておかなければなりません。それで、放流した後にこんなにカブトエビが排水溝に集まっています。水田の中にもわんさとカブトエビや豊年エビが泳いでいます。雨も降っていないのに、田圃の中は水滴が落ちているように蠢いているのです。それに、隣の田圃は澄み切った水なのに、わが家の田圃は兜エビたちで泥をかき回してくれるので濁っています。この濁った水が光を遮って草が植わらないようにしてくれます。今年も除草剤使わなくていいな。
オットもだいぶ、憔悴しきっています。昨日も田植えの後に干拓地の代掻きに夜の11時までトラクターを使っていました。

干拓地まで苗を取りに来ました。トラックに120個ほどの苗がおけます。父がこのように苗箱を交互しておくので、よく積むことが出来ます。

はい、準備万端。上にも重しとして乗せているので、どんなに走っても大丈夫です。これを一日3往復します。


田植えの合間に、ちょっとツーショットタイム。畦の草むらには今や蝶々やトンボ、ツバメが飛び交っています。

田植えの始まり                     6月20日(月)晴れ

今日、次男は大運動会の代休になっていたので、手伝ってくれました。苗を運んだり丸めたり、渡したりと忙しく立ち働いてくれました。

 母も麦わらの燃えかすなどをすくい上げたり、整地をよくしたりして箒で水田をなで回します。



柳川地区は減反が多いのですが、代掻きを終えたので、早場米・夢つくしの田植えをしました。昼から2枚だけ植えました。

田植えの模様を詳しく説明します。


一人だけの牛飼い生活                6月19日(日)晴れ


ザクロの花です。一眼レフを初めて手にしてまずはザクロの花を写してみました。まだ、オートフォーカスにしているので、ピントが合いにくいです。何事も練習です。
一人で牛飼いをやっているところをコンパクトのカメラでセルフタイマーで写しました。

和牛を一眼レフで写すと、3脚を使わずに手ぶれもせずに写せます。後はピントやF値スピードシャッターを合わせる練習です。
水田の代掻きもだいぶ進みました。

代掻きと大運動会の応援               6月18日(土)晴れ
水田の水が満ちているので、柳川地区の田圃はせっせと代掻きをしています。私は牛飼いの仕事が終わり、昼休みに次男の高校の大運動会があっているので、応援団コンクールを見に出掛けてきました。サッカーが終わってからと言うモノ毎晩11時まで練習に明け暮れていました。最後の高校の思い出を親子で楽しんできました。その応援団の模様です。
帰ってからも、夜遅くまでオットは水田の代掻きを行っています。

水田の代掻き                      6月17日(金)晴れ
柳川の川下りーコースに咲く赤い花です。かいこうずと、いいます。
田圃の水が、柳川の上方から満ちてきたので、わが家の田圃にも水が上がるようになりました。今や急ピッチでトラクターで代掻きをして、水田のゴミをすくい上げています。

牛の出荷と田圃の水                   6月16日(木)晴れ
今日も田圃に水が上がりません。唯一柳川地区の上の方にあるこの田圃2枚分だけです。いつ田植えをしても良い状態なのですが・・・。
これは夕暮れ時撮りました。手前にある波打っているちょっと黒っぽいのは麦わらや草の種などのゴミです。これを箒で取り払って、田植えとなります。北風の良いときの、道ばたにゴミが上げられるような状態の時にこのゴミをすくい取ります。

今日は朝から子牛8頭のワクチン打ちや、牛を3頭二日市に出荷したりと牛の仕事に明け暮れていました。

雨乞いに牛舎掃除                    6月15日(水)曇り
本当なら今日から水が上がるはずなんです。でも、このところの雨不足で水が溜まらないので、柳川でも上の方の2枚分だけオットと母でトラクターで代掻きに行きました。私は牛舎掃除です。日頃しないのをたまにすると雨が降るかなと思い、2列分もしました。ほとんど一日中です。疲れて夜の食事は何しようもなしに、馬力が出るようにニラとらっきょう責めです。夜中に鋸屑を取りに行くとやはり雨が湿るほどに降りました。

子牛買いと田起こし                   6月14日(火)曇り
いよいよ農繁期も佳境に入ってきました。田圃で忙しいときでも牛は揃えておかなければならないので、オットは朝から3頭の子牛が足らないので買いに出掛けました。
その間父がトラクターで柳川地区の田圃を起こしに来てくれます。
軽油が足らないのでJAから持ってきてもらい、ドラム缶に2本分入れてもらっています。
いつも牛の餌を持ってきてもらう餌やさんから、今度米ぬかのペレットを持ってきてもらいました。これは普通鶏の餌になるのですが、これを水田に使って、米ぬか除草をします。米ぬかと卵と小麦粉で練ってあるそうです。これを水に浮かべると段々沈んで上に白い蒔くができます。これが水田に膜ができ光を遮り草が植わらない用になります。
夕方頃、3頭の子牛を買ってきて、牛舎にいれて落ち着かせるうちに、父も田起こしから帰ってきます。それから父と選手交代して暗くなるまで田起こしをしました。明日からいよいよ田圃に水が入ります。

朝の始まり                    6月13日(月)晴れ

昨日やってきた子牛5頭が、朝早くから一斉に鳴きます。慣れない環境と、わが家の朝のエサやりの遅さに鳴くのでしょう。「もっと早く食べさせてくれ〜」とも言いたそうです。
でも、わが家に来たからにはわが家のしきたりに慣れてもらいます。

オットは、朝から干拓地にトラクターで田起こしに出掛けているので、私は家の中が落ち着いてから、餌を食べさせます。それにしても昨日来たばっかりの子牛たちの大きいこと。値段が張れば見かけも頑丈です。

2部屋に5頭分しか入っていないので、また日を改めて3頭買いに出掛けなければなりません。田圃の方も忙しく、みんなよく体が持つモノです。

先日買った10本の花菖蒲も、チリチリと廻りを縮めながら終わりを見せます。百合は花を散らばらせながら終わるのですが、花菖蒲は自分で身を包みながら終わります。厳かですね〜。

ゆり祭り盛況と子牛買い              6月12日(日)曇りのち晴れ

朝早くからオットは大分まで子牛買いです。今日は日曜日でパートさんも休み。と言うことはとても忙しいのです。

ゆり園の近くまで配達があったので、ついでにゆり祭り会場まで足を伸ばすと、大勢の人手で賑わっています。

その会場を前に、田植えの準備に追われていて、赤いトラクターで田起こしがあっています。

オットが5時頃帰ってきました。5頭の子牛を買っています。高かったのでしょう。

引っ張っても引っ張ってもなかなか動きません。環境が変わると子牛も恐いのです。

渋々飼い主さんの後を付いていきます。これから2年間宜しくお願いします。

入梅で畦塗り機                     6月11日(土)雨のち曇り

昨夜から雨が降り、梅雨に入りました。土が濡れているので、今のうちに畦を作っておきます。雨降って地固まるです。

畦を作る前はこんな状態です。
畦を作っておかなければ、蛇の穴や虫の穴などで水が漏れます。


畦の際を起こしながら畦を鎮圧していきます。

家の裏口に咲く南天ですが、今花盛りでした。写真を撮るようになって小さいところに目がいくようになりました。
柳川の川下りコースに咲く花菖蒲です。椛島さんが、一年かけて手をかけて可愛がってきた花たちです。4万本の花菖蒲が咲いていますが、ここまで来るのに虫との戦い草との戦いだと言われます。わが家の藁と堆肥もお世話になっています。
綺麗に咲いて私も嬉しいです。綺麗な花を撮れるよう、私も日々の写真撮りに邁進したいです。

昨日雨が降る前に花菖蒲を撮ったのでその作品集です。

堆肥降り終了                       6月10日(金)晴れ

今日は干拓地のB圃場に堆肥を降ります。オットが朝来るときに、ダンプに一台積んで通勤します。
私もエサやりが終わって、ダンプを取りに来て、家まで帰って堆肥を積んでまた来ました

向こうが見えるのは、同じ部会の和牛農家の牛小屋です。辺りが騒がしくなると、よく牛が飛び出して道を散歩しているそうです。

昨日まで堆肥を散布していたA圃場では、今や父がトラクターで起こしています。

わが家の堆肥センターの堆肥もこのとおりスッカラカンになりました。よかったですね〜!左側の壁には、袋詰めようの堆肥がありますが、こっちは私が時間のあるときに袋詰めします。でも、牛小屋を掃除すればこの壁は全部埋もれてしまいますが・・・。

人間は騒動しているのですが、牛たちはのんびりとおとなしくしています。暑くなってきたので餌食いも落ちたかな?

堆肥運びが終わって、帰る間際に母が、仏さんに花を添えてくれと、玄関先に咲くゆりの花を手一杯に持たせてくれました。帰り道、一枚残っていた麦わらの燃えていない圃場に火を点けて帰ってきました。

様変わり                          6月9日(木)晴れ

今日から干拓地の圃場に堆肥を降ります。2町歩にダンプ6台分の堆肥を運びました。私も午前中まで牛飼いと別の圃場に堆肥運びしたりと大わらわでした。

ゆっくりとしたペースで、何処にも行き渡るように散布機で降ります。気丈夫な母も堆肥が入りやすいようにクワで形を整えています。

その前に、食事をと思い、和食のお店でパチリです。山海の幸の天ぷらを串で刺してあります。
昼から装いを変えまして、佐賀市まで車を飛ばしました。長男の通う東京の私立大学の保護者会がニューオータニー佐賀で催されているので参加してきました。学校での授業も本人がパソコンでカリキュラムを組まなければならないし、成績表も郵送するそうです。大学も本人のやる気次第でいくらでも可能性はあるんだけど、親としては資格を取ってもらいwスクールに通うようにはしているのですが、本人は美術部に入ってすっかりのめり込んでいるみたいです。どうなる事やら・・・。
そしてデザートにシャーベットです。さくらんぼとミントが爽やかです。

農協納めと配達                      6月8日(水)晴れ
ご飯を電磁器で炊くと火力が強いので美味しいです。3合炊きを押して、朝から3つのコンロを使っています。 今日も30度を超す真夏日。外仕事は暑いので、ショウガの効いたなすの味噌炊きをします。新玉葱とピーマンもいれます。 ちょっと小麦の熟れない緑色が入っていたので、2日間かけて天日干ししていたら、色よく熟れました。これをトラックに積めて、農協出荷です。
昨日農協からアグリパワーの注文があっていて、足りなかった分を納めに来ました。向こう側の緑色の袋はライバル店の堆肥です。2つ並べると、わが家のアグリパワーが量がたくさんなのが一目で分かります。そしてわが家のが安いし、よく乾いているのでお得です。 今日も柳川地区の田圃にたくさん堆肥を降ります。倉庫いっぱいにある堆肥も段々少なくなってきました。この散布機は2トン分入ります。 ここは干拓地の圃場です。ここに私がダンプで堆肥を運びます。1台のダンプに4トンほどの堆肥が入り、7台分運びました。2町の圃場に約6台分使います。1台の堆肥を運ぶのに、柳川からここ三池干拓地まで往復45分ほどかかります。

堆肥の散布                      6月7日(火)晴れ
オットは牛を3頭、大阪行きの便に乗せるのに、干拓まで出掛けます。牛小屋の扉を開けてもらっているので、そのまま掃除をして鋸屑をたっぷり敷いてやりました。農協からアグリパワーの注文、ふれあいの里からも注文が入るので、作っている分だけを分配して廻りました。それからオットは柳川地区の田圃に堆肥を降りに出掛け、私は干拓までダンプで堆肥を運んでおきます。今日も目の回るような忙しさでした。忙しさも頂点に達しているようです。そして長く続くんです。

麦刈り終了と藁燃やし                6月6日(月)晴れ
籾の種入れをして10日ぐらいでこんなに苗が生長しました。寒冷紗を剥いでいるのは、早稲品種の夢つくし米の分です。
早めに田植えしても良いような状態です。
その前に、麦刈りと麦わら燃やしと土作り、田起こしをしなければなりません。まだまだ、先は長い。

干拓地の2町分の田圃を前に、どうやって麦わらを燃やそうかと構想を練ります。


まず風下に火を点け、1列燃えてしまい、隣の田圃の間の藁も燃やしてしまえば後は、風上から点けて大丈夫です。でも長さが200mあるので、間に横線にズラリと火を延ばして、綺麗な焼け野原になりました。
柳川に残っている遅まきの麦も刈りましたが、まだ熟れない麦が混じっているので、カントリーが取り扱ってくれません。仕方なく、わが家でシートを広げて天日干しです。

矢部村に撮影木刀                  6月5(日)晴れ
今日は矢部村まで行って、撮影の講習に行ってきました。北海道の冨田さんが九州入りするので、九州陣が集まってワイワイと撮影に浸りました。写真の作品です。

佐賀の太良町の澤山さんちにあるグミとびわです。
矢部村の山奥にある公民館で撮影をします。お茶農家の食事です。

矢部村では、田植えがあっていました。お茶畑もこれから2番茶がつみ頃だそうです。

夕方から日が沈むのが早いです。

藁燃やし                         6月4日(土)晴れ
マッチで火を点け、フォークで次の藁に繋ぎます。
昨日までに、麦刈りがやや終わりました。後は、遅まきの麦がやや熟れていないのが1枚あるので数日後に刈ることになります。刈ってから3日ぐらい経つと、麦わらがカラカラに乾いています。田植えの準備の為に燃やすことになります。家の廻りや麦が植わっているところの廻りや、隣の田圃の境目にこうやって藁を寄せていきます。
風下←           風上
風が吹いているので、風下の列から火を点けておきます。1列燃え尽くして2列目まで燃やしておくと危なくないです。じょれんに水を入れて、危なくないように散水しておきます。後は風上に火を点けると綺麗に燃えていきます。
一番気を遣うところです。今は空気が乾いているのでよく燃えるので、一本の藁や屑からでも燃え移るので、慎重に慎重を重ねて燃やします。一日中燃やしていたので顔が焼けてしまったので氷で冷やしています。

思い切ってオール電化               6月3日(金)晴れ

IH鍋も7点サービスで付いています。
15年間ほど使っていたガス給湯器が数ヶ月前に壊れたので、修繕はしたモノの、もうすぐ寿命ですよと言われていました。買い換えるかどうか悩んでいたところ、オール電化の話が舞い込んで来ました。オール電化にすると深夜の電気代が3分の1の値段でいいそうです。普通昼間の電気代が1kw20円ですが、オール電化にすると深夜(10時〜朝の8時)料金が6円。これまで1万1千円の電気代と9千円のガス代を足して2万円ぐらい払っていたのが、オール電化にすると1万1千円で、その浮いた代金をオール電化の設備費に回してローンで払っていけばいいと言う話です。考えた末に電磁調理器と温水器を取り付けてもらうことにし、50アンペアの工事も今日終わりました。油が飛ばないし、キッチン廻りが綺麗になりそうです。
暑くなったので、酢の物とキューリの味噌漬けです。エノキダケを湯がいていたものときゅーりとわかめに酢とみりん、薄口醤油で味付けします。

麦刈り中断で、暑くなり               6月2日(木)雨のち晴れ
昨夜から雨が降っていたのが、午前中まで続いていました。それで、麦刈りもしばしの中断です。昼過ぎから一気に晴れ上がり暑くなりました。
暑くなると、冷たいモノが欲しくなります。くずまんじゅうや甘夏蜜柑。家の中のごたごたも片づけているとすっきりなって頭の中も涼しくなります。
昨日百合祭りで買ってきた花も開いてきて、辺りがぱーっと明るくなります。
オットはひたすら新ボブキャットで牛小屋に鋸屑を敷いてやり、涼しげな牛になりました。

麦の収穫に追われる                 6月1日(水)曇り
麦刈りが始まって4日目。今夜は雨だとの予報なので、オットは何事も後回しにして、麦刈りをしにと干拓地までダンプで出掛けます。私は、お昼前にトラックで干拓まで行き、荷を積んだダンプと乗り換えます。後は柳川のカントリーで長い列にはさまれて昼の時間を過ごします。朝の弁当おかずにきんぴらゴボウとかしわのフライを追加しました。これで元気を出していきましょう!
牛の餌をやる前に、百合祭りまで足を伸ばし、球根を6個買ってきました。切り花と球根を一緒に購入すると300円、球根だけだと150円。色々見繕ってもらいます。
夜になれば、心配していたとおり雨が降ってきました。オットも夜遅くまで刈っていて、残すところ干拓の圃場1町と柳川の田圃5反です。この柳川の圃場はカラスから種を食べられていたので後で麦を蒔き直して、まだ青い麦がちらほら見えるので、黄金色になるまで待って刈ることになります。