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9月の農のスケッチ

秋の収穫期を前に、最後まで熟していくのを願うのみです。

産直店へ配達           9月30日(金)晴れ
最近忙しかったのか、毎日詰めてやってきていたパートさんがダウンして、私が2人分の仕事をするハメになりました。堆肥袋詰め機の機械は治ったものの、今度は、人間がダウンすると、やはり不自由な思いをします。
それでも、産直店への注文が入っているので、時間を作っては持って行きます。帰り際に、ひしの実がびっしりと詰まった田圃を通ったので、写真に納めます。ひしが出回ると、やっと秋の気配かなという感じです。栗のように美味しい、ひしをご賞味下さい。

牛の餌と人間の餌        9月29日(木)晴れ
段々日の暮れる時間が早くなりました。6時半を過ぎれば辺りが暗くなります。高3・中3の息子達も帰り時間が早く、お腹を空かせて帰ってきます。牛の餌をやる時間と一緒になるので、まずは人間の餌を作っておき、ご飯茶碗には自分たちでつがせて、食べてもらっています。今日は、生卵と山芋の摺った物をかき混ぜて、フライパンで焼き上げてみました。子供達は馴れない味なので、残してしまっています。やはり、単独で卵焼きと山芋の摺った物を別々に盛った方が、よさそうです。なるだけ野菜中心にと心がけていますが、肉類が好きな子供達には物足りないようです。牛たちには、前菜にたっぷりの藁と、自家配合の餌をやった後にも、しっかり藁を補給してやって、今では風邪一つひきません。少しは牛たちのことを見習って欲しいうちの子達です。

藁取り               9月28日(水)晴れ
藁取りを行っています。直径100mの重さ100kgの藁を梱包しています。 藁も良く乾いていて、雨にも打たれなかったので新鮮な藁が取れて、機械の調子も良いです。 私が、藁を掴んでトラックに乗せたところです。ここから10分ぐらい離れたわが家の倉庫までひとっ走りです。
夢つくし米の稲だから、田圃4枚分ですが、一枚は倒れてしまっていたので、藁は乾ききれないので、田圃に剥き込みます。

機械の整備            9月27日(火)晴れ
藁の反転もしたので、藁が良く乾いています。いつでも藁取りをしていいのですが、その前に機械の整備です。
ロールベーラーをトラクターに取り付けたり、藁を掴む機械を干拓から持ってきたり、堆肥の袋詰め機も壊れたので、一日中機械屋さんが修理に徹してくれていました。ほとんど機械が動かないことには、お手上げです。ここは機械に油を差したりグリースを差したりと、機械の整備です。

米の出荷              9月26日(月)晴れ
朝からJA柳川へ玄米の出荷に来ています。お米がちゃんと重量どおりに入っているのか、今一度検査しているところです。このお米は、生協の赤とんぼ米として、減農薬米として売られていきます。

私は、なすび農家から注文の入っていた堆肥を納めに来ています。早速、ナスの畝の中に堆肥を入れてあります。こうすることで、ナスが大きくなって、根の先が地中を通って堆肥に当たるそうです。温暖効果もあり、一挙両得。

オットは昼から、トラクターに乗って藁の反転に出掛けて行きます。次から次へと仕事が追いかけてくるようです。明日は藁梱包か・・・・。

ナスがどんどん大きくなっています。

夢つくし米のもみすり終了              9月25日(日)晴れ
もみすり2日目。昼までに夢つくし米のもみすりが終わり、ベルトコンベアーを使って、玄米をトラックに積んでいるところです。

夢つくし米は、一反辺りの俵数が、例年のひのひかり米よりも、3分の2ほど少なかったです。夢つくし米は、割に合う仕事ではないですね。来年の作付け面積の参考にしておきます。それにしても、母が随分と手伝ってくれるので、助かっています。

もみすりと発送・配達                 9月24日(土)晴れ              

もみすりが始まりました。
乾燥機2基を廻し、向こう岸では、ガタンガタンと籾の籾殻を剥がし、玄米とに分けています
水分率を謀る機械にかけ、水分率は15%です。

農協に出荷する為に、JAの米袋に入れています。
無農薬米の夢つくしが、収量が悪かったです。お米が少し高く売れても、収量が悪いと元も子もないです。それに2等以上行かないと商品にならない。難しい米作りです。

水分計です。

乾燥機から、保留庫に流れているところです。上から落ちて来ます。これも父の手作り。

コンバインの掃除と配達                9月23日(金)晴れ
昨日まで刈り取っていたコンバインが真っ黒に汚れていたので、オットは一日中ホースで水洗いしていました。
私は、アグリパワーの袋詰めと配達です。堆肥の袋詰めの機械が、壊れてしまったので、手にスコップを持って、袋に入れています。オットがコンバインの機械の汚れを取り除こうとコンプレッサーを吹かしていたら、袋詰め機と直結している圧が、抜けてしまったようです。それで袋詰めの機械が動かなくなり、産直店からは、無くなったので補充してくれとのお通達を受け、とうとう手作業をするハメになりました。スコップで堆肥を袋に入れ、圧着するまでの手のいること。それでも産直店に納めなければとの思いで焦りまくりました。無事、納品でき蒲池に数分間里帰りです。


家の庭先には色んな秋の花が咲き誇っています。綿が実をつけていたり、田圃の畦には、彼岸花が黄金色に輝く水田を縁取っています。


最後の夢つくし米収穫と食べつくし              9月22日(木)晴れ
最後の一枚の田圃です。ここは無農薬で作った田圃で、夏の暑い盛りに、手で草を取った所だし、苗も運び出して植え直したり、米ぬかペレットも手で振ったところで、凄く手のかかった田圃です。 でも、14号台風で、ものの見事に倒されました。隣の田圃では来月刈り取りのひのひかり米を作ってあるので、水を入れてあり、それがわが家の田圃に漏れ出しています。倒れている上に水が溜まっているので、刈り取るのに大変です。 先日から刈り取った籾を、乾燥し終えてもみすりまでしていたので予約のあるところから発送しています。それでわが家も新米夢つくしにありつきました。苦労して作ったお米だけに感慨ひとしおです。

稲刈りパート3と牛の出荷        9月21日(水)雨のち晴れ
空が明るくなりました。朝のうちに牛を3頭二日市まで持って行こうと思っていたのですが、牛はダンプに乗せたまま、稲刈りへと出掛けていきました。 私もアグリパワーの配達を終えて田圃に来たら、籾がいっぱいになっているので、ダンプで干拓まで籾を運びに行っている模様です。私は田圃の角の稲を手刈りしておきます。 3枚目の稲刈りも終え、牛の管理を終え、オットは牛を二日市まで持って行っている間に、ぼた餅を作ります。今日はお彼岸の間の社日祭なので、豊作を祈願してぼた餅や鯛・御神酒などを仏前に上げます。

牛の出荷と稲刈りパート2        9月20日晴れのち雨
昨日コンバインにシートを被せたまま、田圃に置き去りにしていたので、それを剥いで田廻りをします。何処も水が溜まっている様子で、しばらく地が乾いてから稲刈り再開となります。その間に、台風14号の時出荷されなかった牛2頭を福岡臨海市場まで運びます。帰ってきたのが5時頃だったので、また稲刈りに出掛け、しばらくしてからまた雨が降り出したので、中断となりました。
今日は2枚目の半分ぐらいしか稲刈りが進まなかったです。雨が降ってもダンプに積み込まれた籾を干拓の乾燥機小屋まで運び出し、籾をおろします。そして夜中中風を吹かしています。

稲刈りの始まり               9月19日(日)晴れのち雨
夢つくし米の田圃が4枚あります。明日雨が降ると言うことなので、急遽新米の刈り取りをすることになりました。夕方空模様が怪しくなり、段々暗くなって小雨が降り出しました。オットが一人で刈り取りをしているので、トラックで雨覆いをしに走っていきました。ダンプの中の籾が濡れ、シートを被せていると、水たまりが出来るので、必死に水を掻き出して乾燥機の所まで走ります。コンバインにもシートを被せ、私もオットも母もじゅっくりシャワーを浴びました。今日は1枚の田圃を刈り取りました。

中秋の名月にパッションフルーツ     9月18日(土)雨のち晴れ
今日は中秋の名月で夜空が明るいです。昼間の気温は30度を超すし、仕事は忙しいで、何か酸味の利いたビタミンcを取りたいと思ったら、冷蔵庫に産直店で買ったパッションフルーツが入っていました。早速半分に切ってドロリとした果実を食すると、酸味の利いててつぶつぶの種の感触もなかなかです。これって大人の果実みたいな味です。田圃には、大豆に今から実が入ろうと葉の間に身を隠して大きくなっているところです。

鋸屑運びと堆肥の粉砕           9月17日(土)晴れ
毎日、とてつもなく暑いです。食欲が沸かないので、ミョウガで香り付けします。
おつゆやソーメン、パスタや野菜サラダの付け足しにと生で食すれば、良い香りがします。大人の野菜です。

昨日から今日にかけて4台もの鋸屑をダンプで運びました。ボブローダーで、鋸屑を織り上げておきます。
堆肥センターでは、堆肥を厚く広げて、トラクターのロータリーで粉砕しているところです。これはなすびのハウス用に造っておくものです。

筑後ブロック代表と鋸屑運び        9月16日(金)晴れ
わが家の堆肥が筑後ブロックの代表に決まりました。来月にまた商品を取りに来て、県大会に出品されるそうです。
俄然、力が沸いてきました。
良い堆肥を作る為には、こうやって良い鋸屑を使わなければなりません。オットがが稲刈りの準備で留守している間に、私が材木屋さんに鋸屑をダンプで取りに来ました。 この2階に鋸屑の収集所が設けてあって、鋸屑が溜まっているのをフォークで降ろします。これは埃がして息が切れそうにきつい作業です。この鋸屑を今日は3台分運び出しました。

ワクチンと温度差10度           9月15日(木)晴れ
朝、凄く寒かったです。これまであまりにも暑かった為、やっと秋らしい肌寒さです。先日買ってきた子牛にワクチンを打ちに来られるので、8頭の子牛をロープで繋いでおきます。オットは朝から稲刈りの準備にと干拓へいき、コンバインの整備と外に山積みしている籾殻を畑にダンプ10台分運んだそうです。
昼と夜の温度差が10度になって来たので、牛たちも食欲が出て来ました。昼間は餌食いに見向きもしないのに、夜になると餌箱の中が空っぽになるので、配合飼料を継ぎ足したり、新鮮な藁をやったりして、食欲を促せてあげます。
わが家の食卓にも、南瓜をカレーの中に入れたりと風邪引かないように細心の注意を払います。

朝夕、涼しくなりました           9月14日(水)晴れ
やっと夕方から涼しい風が吹きました。もう、曼珠沙華の咲く頃なんですね。
産直店で買ってきた花が開花したので、パチリです。

子牛買い付けパート2と真夏並みの秋 9月13日(火)晴れ
大陸に向かっている台風15号の影響の為か、日中の気温が32度ほどあります。暑くて暑くて、真夏並みの秋の日差しです。夜も熱帯夜で寝付けない日々が続きます。
それでも、日付は刻々と秋の彼岸に向かっているので、秋野菜植え付けたけなわです。暑くても、きつくても堆肥の配達に気を回しておかなければ、来週からの稲の刈り取りに間に合わなくなります。毎日こつこつと、時間を詰めて、仕事の段取りを良くしておかなければなりません。
子牛を5頭買ってきました。無理してやっと買ってきたとかで、とても高い買い物です。損をしないように、2年間しっかり育てなければなりません。

子牛の買い付けと堆肥の注文期      9月12日(月)晴れ
台風が去り、秋野菜の種の植え付け真っ最中です。柳川産直店「ふれあいの里」から、堆肥がなくなっているので補充をしてくれと言われ、急遽堆肥を袋詰めし配達に廻ります。最近、1週間に1度のペースで納めている様な・・・。この注文期も今が一番殺到する時ですから、必死に駆けずり回っています。
お店の外には堆肥と種と、柳川名産「ミズイモ」が置かれています。このミズイモが繊維が豊富で、甘くて瑞々しいのです。大きい物になると、人間の背丈以上あります。このミズイモも堆肥を食うので、有機肥料を与えた物ほど、甘くて丈夫な食材としてもてはやされています。

子牛を3頭買ってきています。先月よりも3万ほど高く、とてもせりに手が出ないそうです。

牛の出荷と敷居の掃除           9月8日(木)曇り
大阪行きの牛を出荷します。前に積んでいるのは、巨体の牛で900kgはあるんじゃないでしょうか。 2頭を積んで、三池干拓地まで運んで大阪行きのトラックに乗り合わせます。 牛を運び出すのに、牛小屋の扉を開けるので、そのまま掃除をします。ふかふかの鋸屑が敷かれて伸び伸びと牛たちも寝転ぶことができます。

台風の吹き返しで稲の被害         9月7日(水)曇り
大型台風14号が去りました。でも、昨夜の吹き返しの風と満潮期が重なって、やはりわが家の水田にも影響がありました。夜中高潮が吹いたそうです。早場米の夢つくしが熟しているので、倒れやすく、一枚だけ倒れています。廻りの田圃はひのひかり米ばかりなので、まだ若くて緑色をしているので性が強く、余所が農薬を降っている為、虫がわが家に寄っているのか、白くなっているところが所々に見受けられます。このまま、刈り取りまで様子を見ていきます。
これ以上、台風が来ないのを望むのみです。
牛小屋の中も水浸しで、水田の様です。まずは牛が落ち着くように牛舎の掃除です。

大型台風14号がまんぽす          9月6日(火)雨風

朝の餌をやるまでは、雨風もさほど強くなかったです。でも、宮崎方面では大洪水だとかで、死者や行方不明者が出ているとか聞いて、近づいてくればどんなにひどいだろうと心配が募ります。今日は牛を3頭出荷しなければならなかったのですが、昼からは高速道路も通行止めなので、中止しました。

1時頃、長崎の諫早に上陸して、我が地域の横を通るコースとなってしまいました。4時頃になると牛のエサやりも雨風で不自由な動きとなります。牛小屋の中も水浸しになり、北側の牛たちは総立ちしています。それで半分、掃除して鋸屑を新しく敷いてやり、牛たちが寝られるようにしてあげました。

夜10時頃、吹き返しの風がひどいです。ちょうど満潮時と重なり、南風ですので、高潮が心配です。

台風前の恐怖                   9月5日(月)雨
今日はハッサクの日です。この地域では9月の中旬に秋祭りがあり、お祭りによんだりよばれたりします。わが家はあんまりお祭りの儀式はしないので、魚の行商人さんが、珍しくかにを持っていたので分かった次第です。でも、このハッサクの日は自然災害も多いのだそうです。アメリカのハリケーンも大災害ですが、東京の大洪水、宮崎では竜巻、九州ではじわじわと台風が押し寄せて来ています。わが家も明日はどうなるのかと不安でいっぱいです。かにの顔をじーっと見つめては、恐怖が募ります。
風当たりが強くなりました。ゆっくりと時速10kmで進んでいるので、進路がどうあれ、暴風時間が長く、大きいのは間違いないです。

台風近づく                     9月4日(日)雨
早くから台風が来ると言ってますが、こんなに数日後も先の話で、ゆっくり近づいてくるのも不気味です。
オットは柳川の街作りの為、隣の公民館に討議しに行ってます。その間、午前中の仕事を終え、ADSLの電話回線が切れてHP更新が滞っていたのを一気に書き上げています。
昼ご飯には、手っ取り早く、なすと玉葱の炒め物に挽肉を入れて、味噌とみりんと砂糖でなすの味噌煮しています。野菜を中心に、体の調子を整えることに勤しみます。

台風前の準備                   9月3日(土)晴れ
姉が海苔網の古いのを近所の人に分けてもらえるように相談してきたので、わが家も一緒に海苔網をもらうことにしました。この海苔網は、屋根の瓦に付けておくと、風で吹き飛ばされないですみます。他にも飛ばれそうなモノがあると、この海苔網で防いでおけば、何とか被害も少なくてすみます。

弁当の始まり                    9月2日(金)晴れ
夏休みが終わり、昨日は始業式で早く帰ってきたのですが、今日からは授業も始まり、弁当持参となります。それで朝から食事作りに力が入ります。ハンバーグにかしわの唐揚げ、レンコンのきんぴら、南瓜の煮付け、卵焼きとほとんど18番ばかりです。これから弁当おかずもマンネリにならずと、食事の度、ちょくちょくまめに料理を作ることに徹し、お弁当おかず作りにも苦にならないようにしなければ・・・。
これは夜食です。少しでも手をかけて作れば、食卓が豊かになり、家族の会話も増えて家族団らんが築けます。まずは私の意識改革から・・・。
今日の夜食は、エビのかき揚げとポテトサラダ、イカの刺身、ミズイモに大葉の千切りを振りかけ、豆腐のお味噌汁です。隠し味に、酸味や薬味を効かせると食欲が沸きます。

3日間のつけ                    9月1日(木)晴れ
3日間の東京行きから帰ってきてからというもの、電話の傍のメモには、堆肥の注文が殺到していました。それで朝から堆肥の袋詰めです。農協行きや、苺屋さん行き、家庭菜園や、産直店行きなど、作っては配達に廻ります。もう、9月になると畑作りが盛んになり、至急に堆肥が必要なのです。私が外出していようが、留守していようが、相手は容赦なく注文が届くのに殺気立っています。私はただただ頭を下げて、今日中に納めることに徹していました。